概要

IPC WizMind Sシリーズは、IPC WizMind 5シリーズで蓄積されたテクノロジーを継承し、さまざまなアプリケーションシナリオの要件を満たす優れた画像効果の点でユーザーエクスペリエンスを全く新しいレベルに引き上げます。複数のインテリジェントな機能を備え、信頼性の高い適応性を提供し、プラスチックを使用しないパッケージも提供され、より優れた画像パフォーマンスを実現し、環境の持続可能性を促進し、世界中の顧客にスマートなビジョンと強力なシールドを提供します。

優れた画像効果

セキュリティシナリオの複雑な課題に対応する一連の画像強化テクノロジを通じて実現されます

AIを活用した画像

AIを活用した画像（AI-Powered Image）はAIを搭載することにより、さまざまな環境、特に低照度条件、逆光、夜間などで画像全体の鮮明さを大幅に向上させます。

低照度

AIを活用した画像を使用すると、主に次の2つの側面で夜間の画質が向上します。

• 夜間のビデオ映像の全体的な明るさのバランスがより良くなり、低光量条件下でもターゲットの鮮明で目に見える画像が提供されます。

• ディープラーニングアルゴリズムを使用して主要なターゲット (人間や車両など) にインテリジェントに焦点を合わせ、ノイズを除去し、詳細を復元できます。

WDR

設置位置の違いや光の変化により、明暗のコントラストが強くなる場合があります（逆光など）。 WDR をオンにすると、IPC WizMind Sシリーズは露出オーバーと露出アンダーを柔軟に調整し、動くオブジェクトを鮮明に表示することもできます。

時分割露光テクノロジー* は、ビデオメタデータ機能で使用できるターゲットの高品質のスナップショットを提供します。

時分割露光テクノロジー

長時間露光
人間の顔ははっきりしていますが、車両が露出オーバーになっています。

短時間露光
車両はクリアですが、人間の顔は露出不足です。

自分割露光
異なる速度で移動し、異なる元の露光下にある車両とターゲットは両方とも、暗闇でも鮮明に見えます。

ディープライト（Deeplight）

IPC WizMind Sシリーズは、低照度エフェクトの StarlightおよびStarlight+を、Deeplightと呼ばれる上位レベルにアップグレードしました。Deeplightを搭載したカメラは、ディープラーニングアルゴリズムを利用して画像を処理し、効果的にノイズを低減し、低照度の環境や夜間でもより鮮明な画像を実現します。

画像の歪み補正

IPC WizMind Sシリーズは、補正アルゴリズムを採用した画像歪み補正機能を搭載しており、ビデオ映像の各フレームをより自然でよりリアルにします。

• LDCがオンの場合、明白な補正効果とFOVの損失が増加します

• LDCがオンの場合、補正効果が向上し、FOVの損失が少なくなります。

マルチAI機能

IPC WizMind SシリーズのAI機能は、優れた分析能力を備え、ビジネス実務や公共経営を完全にサポートします。

ビデオメタデータ

周囲警戒

人数カウント

顔検出

IPC WizMind S シリーズの新しい AI 機能として、ビデオメタデータは深層学習アルゴリズムを利用して、ターゲット (人間、車両、非自動車) の画像を検出してキャプチャします。最高の品質の画像を選択し、関連する属性を抽出します。ターゲットの数量に関するレポートは、日、週、月、年ごとにエクスポートできます。

• 人間、車両、および自動車以外の車両に関するメタデータ

• フロー統計のレポートのエクスポート

応用シナリオ

· 重要な交通道路:

人間、車両、および自動車以外の車両の流れの統計。

· 集合住宅の出入口:

イベント処理のための属性の抽出と分析。
Powered by deep learning algorithm, the Perimeter Protection technology of IPC WizMind S series can recognize human and vehicle targets accurately. It can provide users with rich detection types to deal with different applications, such as tripwire, intrusion, fast moving, parking, loitering and gathering.

Application Scenarios

· Campus fence:

Real-time trespass monitoring and alarm.

· Residential area:

Safeguard private properties.
People Counting can detect moving human targets and generate accurate statistics. Three supported modes include People Counting Line Crossing, People Counting in Area, and Queue Management. Each mode can set 4 rules. The statistics report can be stored and exported by day, week, month or year.

* Reports of People Counting Line Crossing support 1 year of storage, Reports of People Counting in Area and Queue Management support 1 month of storage.

Application Scenarios

· Retail store:

Generate accurate data reports for business analysis.

· Amusement park:

Count the number of people and give warning in advance.
In important entrance/exit zones and complex areas with high traffic, Face Detection technology can detect faces in the scene. Utilizing deep learning algorithm, the technology supports detecting, capturing, and selecting the best face image, and outputting face snapshot.

• Snapshot and attributes analysis on IPC

Application Scenarios

· Entrance/Exit of public transportation:

Real-time display and saving of images of people entering the station for easier verification.

· Office building:

Detect targets and their face attributes to aid searching and analysis.